ページが見つかりませんでした – 市川市本八幡の歯医者ならオリーブ歯科クリニックへどうぞ。 https://olive-shikaclinic.com Tue, 19 Dec 2023 03:19:18 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.3 「歯周病治療は糖尿病の改善につながる」は本当でしょうか? https://olive-shikaclinic.com/2020/02/09/relation-of-diabete-and-perio/ https://olive-shikaclinic.com/2020/02/09/relation-of-diabete-and-perio/#respond Sun, 09 Feb 2020 10:41:17 +0000 https://olive-shikaclinic.com/?p=482 "「歯周病治療は糖尿病の改善につながる」は本当でしょうか?" の続きを読む

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歯周炎と糖尿病の深い関係

「歯周病はお口の中だけの病気」

そう思われている方も多いのではないでしょうか。実は、歯周病は全身に影響のある病気とも深い関係があります。その一つが「糖尿病」です。

今回は歯周病と糖尿病の関係について解説します。

歯周病のせいで、「糖尿病」が悪くなる!?

歯周病と糖尿病

歯周病は、歯周病菌の感染により歯茎(歯肉)に炎症が起きる病気です。初期は歯茎の腫れや出血の症状が起き、治療しないまま進行すると歯を支える組織を破壊し、歯を失うリスクとなります。

歯周病菌により炎症が起きると、「炎症性サイトカイン」と呼ばれる物質が作り出されます。炎症性サイトカインは血液にのって全身をめぐります。炎症が起きている場所に作用し、炎症反応を強めることが本来の役割ですが、同時に血糖値を下げるインスリンのはたらきを弱める作用ももっています。

そのため、まじめに治療をしている糖尿病患者さんでも、歯周病が原因で血糖コントロールがうまくいかなくなり、糖尿病を悪化させる一因となる可能性があります。

糖尿病の方は「歯周病」に要注意!

歯周病と糖尿病

糖尿病は、インスリンのはたらきが低下、あるいは分泌量が減少することで、血液に含まれる糖分が上昇する病気です。血液中の余分な糖分は血管を傷つけ、血圧の上昇や血流悪化によりさまざまな合併症を引き起こします。

免疫低下もそのひとつです。糖尿病患者さんは水虫やインフルエンザなどに感染しやすいことが知られており、歯周病についても同様に発症・悪化をまねきます。

また、高血糖によりおしっこの量が増える(糖分を排出するときに水分がいっしょに出ていくため)と、唾液の分泌量が低下します。殺菌作用のある唾液が減ることで、やはり歯周病を発症、進行させる要因になります。

歯周病は意外な全身疾患と関係があります

歯周病と糖尿病

歯周病は糖尿病以外にも、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞との関連も示唆されています。

動脈硬化の病巣や動脈瘤から歯周病菌が発見されたという研究があるのです。詳しいことはまだわかっていませんが、お口の中で増殖した歯周病菌が歯茎から血管内に侵入し、炎症にかかわる物質を全身で増加させることなどが考えられています。

このように、歯周病は糖尿病をはじめとする全身疾患との関連が示唆されています。歯周病をただのお口の中の病気だと思いこむのはとても危険です。もう何年も歯科に通っていない…ということはありませんか?しばらく通っていないとなかなか行きづらいものですが、せひ気軽な気持ちでご受診いただけたらと思います。

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年末年始の休診のお知らせ https://olive-shikaclinic.com/2023/12/19/dec-info-3/ https://olive-shikaclinic.com/2023/12/19/dec-info-3/#respond Tue, 19 Dec 2023 03:07:45 +0000 https://olive-shikaclinic.com/?p=818

年末年始の休診のお知らせ

12月29日(金)~1月4日(木)まで休診させていただきます。
ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

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デンタルリンスは歯周病や口臭にきくの?効果的な使い方、選び方 https://olive-shikaclinic.com/2022/08/25/dental-rinse/ https://olive-shikaclinic.com/2022/08/25/dental-rinse/#respond Wed, 24 Aug 2022 15:00:10 +0000 https://olive-shikaclinic.com/?p=739 "デンタルリンスは歯周病や口臭にきくの?効果的な使い方、選び方" の続きを読む

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デンタルリンスの3つの効果

歯垢除去

デンタルケアする親子

デンタルリンスは「液体歯みがき」とも呼ばれ、歯磨き粉を液体状にしたものです。歯みがき剤を使って歯磨きをした時と使わずに歯磨きをした時を比較すると、歯垢除去率は歯みがき剤を使った時の方が良いことが明らかになっています(ライオン歯科衛生研究所より)。

歯垢は細菌のかたまりで、虫歯や歯周病の原因となります。歯垢を歯に付着したままにすると約2日で歯石になります。歯石になってしまうとご自宅での歯磨きでは落とせなくなるため、歯垢の段階で除去することが大切です。

歯垢除去効果を発揮するために注意したいのがデンタルリンスの使い方です。

デンタルリンスは歯磨き粉を液体状にしたもので、口に含んでゆすいだだけでは歯垢を落とすことはできません。デンタルリンスで口をゆすいで吐き出した後、歯磨きをすることで歯垢を落とすことができます。(吐き出さずに口に含んだまま歯磨きをするタイプもあります。

デンタルリンスと似ているものに「洗口液(マウスウォッシュ)」があります。こちらは口ゆすぐだけで歯磨きを必要としません。混同しないようにしましょう。

デンタルリンスの良い所は、液体のため口に含むと口内のすみずみまで薬用成分が簡単に行き渡るところです。また、発泡剤が含まれていないため歯磨きの最中に泡が発生することなく時間をかけて丁寧に磨くこともできます。歯磨き粉の泡が苦手な方にもおすすめです。

虫歯予防

虫歯予防の基本は虫歯菌の住みかでもある歯垢の除去です。デンタルリンスは歯垢除去があるので虫歯予防にも効果があります。

さらに、市販のデンタルリンスには商品によって虫歯予防のためのさまざまな効果がプラスされています。

例えば…

  • 歯垢や虫歯菌を歯に付着させにくくする(抗菌コート、抗菌バリア効果、など)
  • 炎症を抑える(抗炎症作用)
  • フッ素配合で歯の再石灰化を促し歯質を強くする

デンタルリンスは使用後に水でうがいをする必要がありません。口の中がどうしても気になる場合には水でうがいしても効果はありますが、うがいをしない方が薬用成分をより長く口の中にとどめることができます。

口臭予防

口臭

殺菌成分が含まれているデンタルリンスは、口臭の原因となる細菌の活動を抑えてくれるため口臭予防にもつながります。薬液成分がお口のすみずみまで行き渡ることを意識しながら口をゆすぐとより効果的です。奥歯や歯の裏側は液体に触れやすい部分ですが、前歯の表側は液体が行き渡りにくい部分です。意識して口をゆすいでみましょう。

ミント系の商品が主流ですが、フルーツ系の香りが付いたタイプもあるのでお好みの香りを選ぶこともできます。

デンタルリンスを選ぶときのポイント

効果

歯みがき

デンタルリンスは配合成分のちがいから商品によって効果が異なります。例えば、虫歯予防、歯周病予防(歯肉炎、歯周病、など)、口臭予防の効果があります。

自分の目的に適した効果がある商品を選びましょう。

ちなみに、デンタルリンスには研磨剤が含まれていないため、練り歯磨き粉と比べると着色汚れが落ちにくいという面があります。着色汚れを落としたい方は、着色汚れを落とす成分が配合されている商品を選びましょう。

香り

香り

香りにはミント系やフルーツ系などの種類があり、メーカーによっても香りや香りの強さが異なります。香りは使用後の口のにおいに影響するものなので、自分の好みに合う商品を選びましょう。小さいお子さまが使う場合には、香りが強くないものがおすすめです。

アルコール成分

さわやか

アルコール成分が配合されているものと配合されていないものがあります。

アルコール成分配合のタイプは、使用後の爽快感がありお口の中がスッキリするのが特徴です。しかし、アルコール成分配合のタイプは刺激が強く、口の中が乾燥してしまいます。口内に炎症がある方や重度の歯周病をお持ちの方・ドライマウスの方はアルコールが配合されていないノンアルコールタイプがおすすめです。また、妊娠中の方、アルコール過敏症、お子さまにもノンアルコールタイプがおすすめです。

虫歯予防が気になる方は当院にご相談ください!
– 予防歯科について詳しく見る –

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歯ぐきの腫れ、出血は歯周病?原因と応急処置 https://olive-shikaclinic.com/2022/05/20/gingival-bleeding/ https://olive-shikaclinic.com/2022/05/20/gingival-bleeding/#respond Thu, 19 May 2022 15:00:22 +0000 https://olive-shikaclinic.com/?p=750 "歯ぐきの腫れ、出血は歯周病?原因と応急処置" の続きを読む

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歯ぐきの腫れの原因

歯肉炎

歯肉炎

歯肉炎とは細菌感染によって歯茎に炎症が起きる病気で、歯周炎の一歩手前の段階です。

歯肉炎の主な原因は、口の中に歯垢が溜まることです。歯垢は細菌のかたまりで、歯垢の中の細菌が出す毒素によって歯茎が炎症を起こします。歯茎が赤くプニプニと腫れぼったくなっている、歯磨きの際に出血する、といった症状が歯肉炎の特徴です。

歯石がたまっている

歯石とは歯垢が硬くなったもので、歯垢を約2日間放置すると歯石になります。歯石も歯垢同様に細菌のかたまりなので、細菌が出す毒素によって歯茎が炎症を起こして腫れてしまうのです。さらに、歯石の表面はデコボコしているため歯垢が付着しやすく、悪循環を招きます。

歯石はご自宅の歯磨きでは除去することができないため、歯科医院での歯のクリーニングが必要です。

重度の歯周炎

歯周炎は歯肉炎が進行したもので、歯茎の炎症だけでなく歯槽骨(歯を支えている骨)が溶かされることで歯がグラつき最終的には抜け落ちてしまう恐ろしい病気です。

重度にまで進行すると歯槽骨(歯を支えている骨)は半分以上溶かされて、歯がグラグラと動くようになります。歯周ポケットは7mm以上の深さとなり大量の歯垢・歯石が溜まることで歯茎に炎症が起きて腫れてしまいます。

詰め物、被せ物の劣化

詰め物 被せ物

詰め物、被せ物が劣化すると、歯と詰め物・被せ物の間に段差・隙間ができ、そのわずかな段差・隙間に細菌が溜まり、繁殖して毒素を排出することで歯茎が腫れてしまうことがあります。わずかな段差・隙間は歯ブラシの毛先が届かず、歯磨きをしても細菌を除去することが難しいのです。

例えば銀歯の寿命は3~5年ほどともいわれています。詰め物・被せ物の周りの歯茎がいつも赤く腫れている、銀歯が黒くなっている、フロスがひっかかるといった症状がある場合には、詰め物・被せ物が劣化していないか口腔内写真を撮影して確認する必要があります。

根尖性歯周炎

根尖性歯周炎とは、細菌感染などによって歯の根っこから歯槽骨(歯を支えている骨)の中の炎症が起こる病気です。歯の根っこの先端に膿が溜まることで歯茎がぽこっと腫れます。歯茎の腫れと共に噛むと痛みを感じたり、膿が出る穴ができていたりした場合には根尖性歯周炎の疑いがあります。

根尖性歯周炎になる原因として外傷や歯の根っこの割れ(歯根破折)がありますが、過去の虫歯治療が不十分だったことが原因となる場合が多いです。重度の虫歯で歯の神経を抜いた後は神経が通っていた部分をきれいに掃除しますが、掃除が不十分だと虫歯菌が残ったままになります。そのまま被せ物などで蓋をしてしまうと、歯の内部で再び虫歯菌が増殖して炎症を引き起こしてしまうのです。

歯ぐきの腫れ・痛みの対処法

痛い部分を冷やす

歯茎の腫れによる痛みは炎症によるものなので、痛みがある部分を冷やすと痛みが軽減します。氷のうや保冷剤、濡れタオルなどを使って頬の上から患部を冷やしましょう。

歯みがきをする

歯を磨く女性

歯垢が溜まっていることによる歯茎の腫れ・痛みには、歯磨きで歯垢を落とすことが根本的な解決策です。歯と歯茎の間は歯ブラシの毛先が届かないため、デンタルフロスや歯間ブラシなどを使って歯垢を落とすとよいでしょう。

デンタルフロスや歯間ブラシは1度の使用で終わりにせず、毎日続けましょう。毎日続けていくことで痛みや腫れが次第に良くなり、ピンク色の引き締まった歯茎に戻ります。毎食後の使用が理想的ですが、難しい場合には1日1回の使用でも効果はあります。

うがいをする

痛み・腫れがひどく歯磨きができない場合、口の中の衛生状態を保つためにうがいをしましょう。洗口液やうがい薬でのうがいが効果的ではありますが、刺激が強くしみてしまう場合には水だけのうがいでも問題ありません。

歯周病、歯肉炎は治療をする

歯科治療

歯周病・歯肉炎を治すうえで大切なことは、原因となる歯垢・歯石を落とすことです。毎日の歯磨きが基本となりますが、一度歯科医院を受診し適切な治療をしましょう。ご自分の歯磨きでは落とし切れない歯石や磨き残した歯垢は、歯科医院での歯のクリーニングで除去したほうが口の中がきれいになります。

歯肉の腫れ・出血は当院にご相談ください!
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歯ブラシの選び方3つのポイント!自分に合った歯ブラシを使ってますか? https://olive-shikaclinic.com/2022/02/15/brush/ https://olive-shikaclinic.com/2022/02/15/brush/#respond Tue, 15 Feb 2022 02:05:05 +0000 https://olive-shikaclinic.com/?p=726 "歯ブラシの選び方3つのポイント!自分に合った歯ブラシを使ってますか?" の続きを読む

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1.使いやすいものを選びましょう

歯ブラシ

ドラックストアの歯ブラシコーナーに行くと、多種多様な歯ブラシがたくさん並んでいます。
みなさんは歯ブラシを買う時、どのようなポイントで選んでいますか?
ヘッドの大きさ、毛のやわらかさ、柄のデザイン、価格、など人によって選ぶポイントはそれぞれあると思います。

歯ブラシ選びで大切なことは「自分に合った使いやすいもの」を選ぶことです。
「自分に合った使いやすいもの」とは、具体的に言うとどのような歯ブラシなのでしょうか。

今日は自分に合った使いやすい歯ブラシについて、

  • 毛のかたさ
  • ヘッドの大きさ
  • 柄のかたち

の3つのポイントをお伝えします。この3つのポイントを押さえて、自分に合った歯ブラシを選んでみましょう。

2.歯ブラシ選びのポイント

歯ブラシ選びのポイント

毛のかたさ

毛のかたさは「やわらかめ」「ふつう(レギュラー)」「かため」の3種類あります。

歯茎が健康な方は、「ふつう(レギュラー)」がおすすめです。歯垢を落とす力は「かため」が一番強いですが、どうしても歯茎を傷つけてしまうため歯茎下がりの恐れがあります。できるだけ「かため」は避けましょう。

歯茎が腫れている方と歯茎からの出血がある方は、歯茎への刺激が少ない「やわらかめ」がおすすめです。ただし、毛がやわらかくしなりやすいので歯垢を落とす力は弱めです。歯垢が落ちるよう時間をかけて丁寧に磨きましょう。そして、歯茎の症状が良くなったら「ふつう(レギュラー)」に変えましょう。

ヘッドの大きさ

ヘッドの大きさは、「自分の上の前歯2本分」位の大きさがおすすめです。大きすぎると奥歯や細かい部分に毛先が入っていかず、磨き残しの原因になります。

柄のかたち

柄(持ち手)のかたちには、真っすぐなものや少しカーブしているもの、グリップがついているものなどメーカーによってさまざまあります。

どのかたちが優れているということはなく、手にフィットしていて余計な力がかからないものがあなたに合っている歯ブラシです。いろいろ試してみましょう。

迷ってしまう方はシンプルな真っすぐタイプから使ってみましょう。次は少しカーブしているものを使ってみます。カーブしているものは奥歯が磨きやすいと言われていますが、どのように感じたでしょうか?

3.歯ブラシ交換のタイミング

歯ブラシ交換のタイミング

歯ブラシの寿命は1ヶ月です。歯ブラシは毎月交換しましょう。1ヶ月で交換は早いと思う方もいるかもしれませんが、この交換頻度には3つの理由があります。

理由①菌の繁殖

歯ブラシは常在菌がたくさん住んでいる口の中で使うものです。きちんと洗っていても、ブラシ部分にはどうしても菌が付着し繁殖してしまいます。見た目はキレイでも古い歯ブラシには多くの菌が繁殖しており、その歯ブラシを口の中へ入れるのは衛生面的な心配があります。

理由②歯垢除去率の低下

1ヶ月使用した歯ブラシは毛の弾力(コシ)がなくなり、少し開き気味になります。歯垢を除去するのに必要な毛の弾力がなくなると、いつも通り磨いているつもりでも歯垢の除去率は60%まで低下します(新品の除去率を100%とした時)。虫歯・歯周病の原因は歯垢です。歯を磨いているのに虫歯・歯周病になりやすい人の中には古い歯ブラシを使い続けていることが一因になっている人もいるかもしれません。

理由③歯茎・歯を傷付けてしまう

1ヶ月使用して毛の弾力(コシ)がない歯ブラシはブラッシング時の圧力を直接歯茎や歯に伝えてしまいます。その結果、いつもと同じ力で磨いているのに知らないうちに歯茎を傷付けたり歯がすり減っていき、冷たい物や甘い物がしみるようになってしまいます。

歯ブラシの毛先がまだほんのわずかしか開いていなかったり、ブラシ部分が汚れていないように見えて交換するのがもったいないと思っていても、1ヶ月使用した歯ブラシは寿命を迎えています。自分の歯や歯茎・口の中全体を守るために、1ヶ月に1本の目安で歯ブラシを交換しましょう。

毎日の歯磨きは当院にご相談ください!
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歯ぎしり、力から歯を守る方法 https://olive-shikaclinic.com/2021/11/22/bite_power/ https://olive-shikaclinic.com/2021/11/22/bite_power/#respond Mon, 22 Nov 2021 03:00:42 +0000 https://olive-shikaclinic.com/?p=758 "歯ぎしり、力から歯を守る方法" の続きを読む

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力から歯を守る

力によって歯は割れてしまう

噛む力

歯を失う原因は大きく2つあります。1つ目は虫歯や歯周病など「細菌」によるものです。そして、2つ目は「力(ちから)」です。

歯に力が加えられると最初は歯の根元付近がくさび状にえぐれ、冷たいもの・甘いものにしみるなど知覚過敏の症状が出ます。その症状は時間が経てば落ち着くものなので受診することなく放置してしまうと、歯を支える根本がさらにえぐれて細くなり最終的には歯が割れてしまうのです。

「力」とは?

歯科検診

歯を壊すほどの力の正体は「歯ぎしり」や「噛みしめ(食いしばり)」です。

意識下で行われる力(食事、ガムを噛む、など)で歯を割る人はめったにいません。しかし、歯ぎしり・噛みしめの多くは自覚していない間に行われ、歯を壊す程の大きな力がかかっています。

虫歯や歯周病で歯を失わないために毎日の歯磨きと定期的な歯科検診が必要であることを呼びかけられていますが、本当の意味で歯を失わないようにするには歯ぎしり・噛みしめによる力も考える必要があるのです。

2.歯ぎしりの実態

歯ぎしりや噛み締めはしていないから大丈夫、と安心した方もいると思います。

しかし、日本人の90%が歯ぎしりや噛み締めをしていると言われ、それを自覚している方はほとんどいないのです。

それは、夜の就寝中に無意識的に行われていることだからです。

ギリギリと音がする程の歯ぎしりをしない限り、一緒に寝ている家族も気が付きません。

就寝中の歯ぎしり・噛みしめ セルフチェック

  • 起床時、こめかみ辺りに頭痛がある
  • 起床時、肩こりがある
  • 起床時、あごの関節がだるい・疲れている
  • 舌の側面に歯の跡のようなデコボコがある
  • 下あごの内側・上あごの真ん中・歯茎に硬いコブのようなものがある
    →「骨隆起」と呼ばれるものです。歯ぎしり・噛みしめによる力が刺激となり、あごの骨が盛り上がってしまっている状態です。ほとんどの場合は処置をせず経過観察となりますが、ものが当たって痛いなど生活に支障が出る程に大きくなると切除手術をすることもあります。

セルフチェックで一つでも当てはまることがあれば、就寝中に歯ぎしり・噛みしめをしている可能性は大きいです。

「力」をコントロールして歯を守る

マウスピース 歯ぎしり

就寝中の歯ぎしり・噛みしめを発見したとしても、残念ながら現段階ではそれを止めることはできません。しかし、歯ぎしり・噛みしめを“コントロール”することはできます。

コントロールするために使うのが「マウスピース」です。

就寝中にマウスピースを使うことで歯と歯の間に一層のクッションができ、歯ぎしり・噛みしめの力から歯を守ります。

4.マウスピースのおすすめ

マウスピースは厚さ1mmの薄いプラスチック製で、患者さんの歯型を採って一つひとつオーダーメイドでお作りしています。作製日数は1週間ほどです。マウスピースは上あご・下あごの両方装着する必要はなく、上あごのみの装着で効果があります。

費用は保険適用・3割負担の方で約3000円です。1回つくると平均1年間使い続けることができます。

マウスピースのお手入れ方法

  • 使用後に水洗いし風通しの良い場所に保管してください
  • お湯をかけないでください(プラスチック製のため変形します)
  • 歯磨き粉で磨くと傷がつくことがあります
    どうしても汚れが気になる時は、マウスピース用の洗浄剤(市販品)を使ってください

稀に装着時の違和感が強くて眠れなくなってしまう方もいらっしゃいます。マウスピースをわずかに削って調整することで違和感を弱めることができますので、お気軽にご相談ください。

また、歯の治療をした時、歯並びに変化があった時、歯が成長した時、などにも装着時に違和感が出ることがあります。こちらの場合にもお気軽にご相談ください。

歯ぎしりの気になる方は当院にご相談ください!
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痛い口内炎は何科にいけばいいの? https://olive-shikaclinic.com/2021/08/12/stomatitis/ https://olive-shikaclinic.com/2021/08/12/stomatitis/#respond Thu, 12 Aug 2021 03:08:03 +0000 https://olive-shikaclinic.com/?p=676 "痛い口内炎は何科にいけばいいの?" の続きを読む

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1.歯科でも口内炎治療ができます

誰しも一度は体験したことがある口内炎。症状がひどくなると食事も億劫になりますし、治るのにも少し時間がかかります。

そんな口内炎の治療、実は歯科で行えます。

口内炎の種類によっては、病院での治療が必要な場合も。たかが口内炎と思わないように解説していきたいと思います。

2.口内炎の種類

口内炎といっても、いろいろな種類があります。ここでは簡単に口内炎の種類を紹介していきます。

・アフタ性口内炎

一般的に口内炎といわれるものは、アフタ性口内炎であることがほとんどです。丸く窪んだ白い潰瘍ができ、鋭い痛みを伴います。

原因ははっきりと解明されていませんが、ストレスや睡眠不足などによって発症することがわかっています。

・カタル性口内炎

水泡やひび割れなどが現れ、症状がひどいと口臭にもつながります。アフタ性口内炎のようにはっきりと患部が腫れるのではなく、口のなか全体が赤く腫れたような状態となります。

直接の原因として多いのが頬の内側を噛んだり、矯正器具で粘膜が傷ついたりしたせいで傷口から菌が繁殖した場合。ストレスや疲れなどで免疫力が下がっているときは要注意です。

・ウイルス性口内炎

ヘルペスウイルスやカンジダウイルスなどによって発症する口内炎です。ヘルペス性は発熱を伴う、カンジタ性は痛みを感じないことが多いなど、ウイルスの種類によって症状は様々です。

医師による治療が必要となりますので、普段の口内炎と見た目が違ったり、異なった症状が現れていたりしたら注意が必要です。

3.お口の病気は歯科医が診断

歯科は歯の病気だけでなく、口内炎をはじめとしたお口の疾患を専門的に診断することができます。

お口のなかでなにか気になる症状が現れたら、まずは歯科にご相談ください。

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「たばこと歯周病の深い関係をご存じですか?」 https://olive-shikaclinic.com/2021/04/28/periodontal-disease-cigarette/ https://olive-shikaclinic.com/2021/04/28/periodontal-disease-cigarette/#respond Wed, 28 Apr 2021 03:01:35 +0000 https://olive-shikaclinic.com/?p=640 "「たばこと歯周病の深い関係をご存じですか?」" の続きを読む

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喫煙によるお口のトラブル

喫煙によって、口臭やヤニ汚れといったお口のトラブルを抱えやすくなるのは、よく知られたことだと思います。
しかし実は、たばこの影響はそれだけではなく、歯周病のリスクも上げてしまうのです。
一見すると関係なさそうなたばこと歯周病の関係について、解説していきます。

たばこは歯周病の発見を遅らせ悪化させる

喫煙習慣があると歯茎からの出血や腫れが目立ちにくくなり、歯周病の自覚症状を感じにくくなります。そのため喫煙者の患者さんは、歯周病の症状が重くなった段階で治療を開始することが多くなります。

自覚症状を遅らせる原因となるのが、ニコチンです。ニコチンには血管を縮ませる働きがあり、出血や腫れといった症状を見づらくします。

また、ニコチンには免疫機能を狂わせる働きもあります。歯茎周辺の細胞にも影響を与え、体が本来持っている治癒力まで低下させてしまいます。つまり、歯周病の治療を行っても、普通の人より完治が遅くなってしまうのです。

お口のなかが病気になりやすい環境に

喫煙によって発生する一酸化炭素は、細胞組織へ酸素を届ける働きを阻害します。これによりヘモグロビン濃度が低下、つまりお口のなかが貧血状態になってしまい、歯周病の原因となる菌が繁殖しやすい環境となってしまのです。

それだけでなく、ヤニ汚れも歯周病の進行を早める原因となります。歯の表面にヤニが付くことで歯石が溜まりやすい状態となり、歯周病を引き起こす菌が住み着いてしまうのです。

お口の健康を守るためにも禁煙を

たばこに含まれる数百もの有害物質によって、歯周病のリスクは様々な角度から上昇していきます。1日に10本以上のたばこを吸う人は、歯周病にかかるリスクが5倍以上上昇するというデータもあります。

禁煙によって歯周病のリスクが低下するだけでなく、歯を失うリスクも低下することがわかっています。
お口の健康を守るためにも禁煙を始めてみませんか?

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予防歯科で歯医者に通う頻度はどの程度がいいの? https://olive-shikaclinic.com/2021/02/19/frequency-preventive-dentistry/ https://olive-shikaclinic.com/2021/02/19/frequency-preventive-dentistry/#respond Fri, 19 Feb 2021 07:00:19 +0000 https://olive-shikaclinic.com/?p=606 "予防歯科で歯医者に通う頻度はどの程度がいいの?" の続きを読む

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予防のための通院頻度は人によって違う

歯科への通院習慣がない方は、歯の痛みや歯茎の腫れといったきっかけがないと、なかなか病院へ足を運びません。しかし多くの病気と同じように、歯にまつわる病気も早期発見と治療が大切になります。

当院では「予防歯科」という診療科目で、虫歯や歯周病といった病気を予防するための診察を行っています。「虫歯を予防するためには、どれくらいの頻度で通院すればよいか」という質問が多く寄せられます。

予防歯科は一般的に3~6ヶ月に一度くらいの頻度で通うとよいといわれていますが、実は最適なタイミングは患者さんそれぞれによって異なります。

患者さんそれぞれに予防治療計画を立案する

予防歯科では、患者さんそれぞれに見合った予防治療計画を立案することから始めます。診察でチェックするのは、虫歯や歯周病が現れていないかだけではないのです。

精密検査によって唾液や歯の性質、口内の細菌の状態などを確認し、かかりやすい病気を診断していきます。

検査と診察の結果から治療の計画を立案することで、初めて適切な通院の頻度をお伝えできるのです。

プラークコントロールで病気の予防

具体的に予防歯科で行う治療は、歯磨き指導やPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)などによるプラークコントロールがメインになります。

まずは普段の歯磨きと口内の状態を確認し、適切なブラッシングができるよう指導していきます。

さらに、毎日の歯磨きだけでは落としきれない歯垢などを器具を使って除去し、虫歯や歯周病の進行を防ぎます。

気軽な気持ちで予防歯科へ相談を

歯は一度削ってしまうと再生しない部位です。また、虫歯や歯周病などによって歯を失うことになれば、欠損部を補うための大がかりな治療が必要となります。そればかりではなく治療期間が長くなり、治療費が多くかかってしまいます。

予防歯科は、こうした事態を防ぐための大切な診療です。痛みや違和感などがなくても、気軽な気持ちで相談してみてください。

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妊婦が歯医者でレントゲンを撮影しても赤ちゃんに影響はないの? https://olive-shikaclinic.com/2020/12/17/xlays-maternity/ https://olive-shikaclinic.com/2020/12/17/xlays-maternity/#respond Thu, 17 Dec 2020 04:45:58 +0000 https://olive-shikaclinic.com/?p=588 "妊婦が歯医者でレントゲンを撮影しても赤ちゃんに影響はないの?" の続きを読む

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歯科検診ではどんなことをするの?

定期的に行われる歯科検診は、おおまかに、

  • カウンセリングと診察
  • 口腔内写真とレントゲンの撮影、歯茎の状態の検査(歯周ポケットの深さ)
  • 治療が必要な場合にはその説明と治療計画
  • 歯科衛生士による歯みがき指導とクリーニング

という流れで行われます。

妊婦歯科検診も同様で、現在の歯の状態をチェックしたうえで、患者様に応じて必要なケアと指導を行っていきます。

診察時には、現在の歯やお口の状態で気になっていること、普段飲んでいるお薬、持病などをお聞きするので、医師に聞きたいことがある場合には受診前にご用意いただけるとスムーズですし、たくさん相談することができます。

そして、上記にもあるように、検診の中ではレントゲン撮影があります。レントゲンによる被ばくが心配になった方も少なくないでしょう。

歯科用のレントゲン、医科用レントゲンとの違いは?

でもみなさん、安心してください。歯科で撮影するレントゲンは、妊婦さんでも十分安全に撮影が可能です。

歯科レントゲンの放射線量は、以下で使われる放射線量に比べて極めて少なく、パノラマ(全体)の場合、0.03㎜㏜、デンタル(部分的)の場合、0.01㎜㏜です。これは、自然界から1年間に受ける放射線量のおよそ40~100分の1程度です。

レントゲン撮影により、肉眼では確認できない歯の根の部分や、歯の裏側の部分なども見ることができ、より精度を上げた検査が可能です。

妊娠中の歯科レントゲン、赤ちゃんへの影響は?

上でも述べた通り、歯科レントゲンは極めて線量が少ないので、妊娠中でも問題なく検査を受けることができます。また、撮影部位がお口であること、撮影時には防護用のエプロンの着用をしていただいていることから、お腹の赤ちゃんへの影響はほとんど心配ありません。

なお妊婦さんの歯科検診は、安定期に入る妊娠中期ごろの受診をおすすめしています。もちろん、患者様によってはスケジュールの都合もあると思うので、安定期に入る妊娠初期やお腹の大きくなる妊娠後期でもご受診いただく場合にはお待ちしております。

その場合は、つわりで気分が悪い、臨月でお腹が苦しい、気持ちの面で不安があるといったことがあるかもしれません。また、生まれてくるお子さんのお兄ちゃんや妹さんをお預かりすることもできます。遠慮せずに医師やスタッフに、体調や配慮してほしいことを教えてください。

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くさび状欠損は自然治癒することはあるのでしょうか https://olive-shikaclinic.com/2020/10/21/wsd/ https://olive-shikaclinic.com/2020/10/21/wsd/#respond Wed, 21 Oct 2020 06:55:00 +0000 https://olive-shikaclinic.com/?p=577

くさび状欠損とは?

その歯の痛みはくさび状欠損が関係している?

くさび状欠損は悪化すると、知覚過敏の症状がみられるようになります。

  • 空気や息があたったとき
  • 歯科でエアーをあてたとき
  • 歯みがき中に歯ブラシが当たったとき
  • 冷たいもの、熱いものが触れたとき

こんなときに歯の痛みを感じる方は注意が必要です。

また、くさび状欠損に気が付かないで放置していると歯の根元が欠けてしまうことがあります。欠損がひどいと歯が抜けてしまうこともあるので、万が一、上記のような痛みの症状があったり歯肉が下がっていたりする場合には、歯科を受診するようにしてください。

自覚症状があるときには、だいぶ進行している可能性もあります。見た目になんともないから…と思わずに、なるべく早めにご相談いただけたらと思います。

くさび状欠損の治療

タイトルには「くさび状欠損は自然治癒するの?」とありますが、くさび状欠損は自然治癒しません。冒頭でもご説明したように、食いしばりの習慣などが原因となるので、こうした習慣を矯正し適切に予防しない限り、少しずつ進行してしまいます。

治療においては、進行度や個々の患者さんの状態によっても異なりますが、知覚過敏の症状のみの場合には、経過を見守ることもあります。

他方、虫歯を併発しているケースでは、虫歯の治療をしたうえで、歯頚部にコンポジットレジンという白い樹脂の詰め物をします。
また、知覚過敏の症状がひどい場合には、痛みの症状を抑えるためのコーティング剤を塗布することもあります。歯頚部は食べ物のカスが詰まりやすい部分でもあるので、清掃性なども考慮しながら、できるかぎり歯を保存できる方法を選んでいきます。

また、欠損の原因が歯ぎしりや食いしばりにある場合は、次で紹介するマウスピース治療もおすすめです。

マウスピースのすすめ

寝ている間の歯ぎしりや食いしばりは、マウスピースで防ぐことができます。歯科では、一人ひとり患者さんの歯型をとって、患者さん専用のマウスピースをおつくりします。サイズとかたちのあったマウスピースを使うことで、適切なかみしめ予防効果を得られます。

マウスピースは、歯ぎしりや食いしばりの軽減だけでなく、頭痛や肩こり、顎関節症など幅広い治療に役立ちます。知覚過敏の症状のほかにも、歯の噛みあう面のすり減り、口を開けたときの頬っぺたの内側の線も、かみしめの強すぎるサインです。

くさび状欠損の予防はもちろんですが、知覚過敏やかみしめは、他の歯やお口周りの病気が関係する場合もあります。

どんな病気に限らず、早期発見・早期治療は大切です。そのため、当院では患者さんに定期検診もおすすめしています。

ご自身の大切な歯を長く使えるように、私たちといっしょにケアに取り組んでいきましょう!

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