子どものうちから矯正する必要はある?

1.歯並びの乱れは虫歯や歯周病につながってしまいます

小児歯科矯正

歯並びが悪いと、歯が重なるなどして歯ブラシが届かない場所が増え、歯磨きがしにくくなります。すると、磨き残した歯垢が原因で虫歯や歯周病のリスクが高くなります

子どもの頃はご両親の指導や学校での歯科検診できちんとケアができるかもしれませんが、大人になってからは自分で歯の健康を保たなければなりません。虫歯や歯周病は歯を失うこともある怖い病気です。自分で行う毎日の歯磨きやデンタルフロスでしっかりとケアができる正しい歯並びをつくることは、お子さまの将来の歯の寿命を延ばすことにつながります

また、歯並びが悪いことを人にからかわれてイヤな思いをしたり、歯を見られることが嫌で人前で話すこと・笑うことをしなくなる、あるいは、手で口元を隠すお子さんもいます。

歯並びを気にして自信をなくすことは非常にもったいないことです。そんなことで…と思うかもしれませんが、本人にとっては大きなコンプレックスになります。

2.小児期の矯正治療は顎の正しい成長をサポートすることが大切です

顎の発達が不十分ですと、「出っ歯」「デコボコした歯並び」といった歯並びの乱れが生じやすくなります。

顎は歯が生える土台となる重要な場所です。顎の発達が不十分で土台自体が小さければ、その上に生えてくる歯は生えるスペースを求めて前後左右に傾きます。前後左右に傾いた歯はデコボコした歯並びとなり、前方に傾いた歯は出っ歯となります。

顎の成長は,5~9歳の頃が最も盛んです。この時期に顎の発達を正しく促すことができると、歯を矯正しなくても正しい歯並びで生えてくる可能性があります。
将来の歯並びを整えるための環境づくりのためにも、まずは顎の発達の状態を確認し、問題が起こりそうであれば治療を検討とよいのではないかと考えられます。

3.まとめ

歯の矯正は大人になってからでもできます。
しかし、顎の発達時期が萌えかわりの頃だけに限定されるものであることを考えると小児矯正だからこそできることがあります

また、歯並びが乱れていますと、常に虫歯や歯周病のリスクが高まってしまい、見た目のコンプレックスになることも考慮すると早めに歯科医院で相談するとよいのではないかと思います。

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