ホワイトニングで自然と笑顔に
人の第一印象は出会ってから3秒、遅くても15秒で決まると言われて、目や口元を一瞬にしてチェックされています。 黄ばんだ歯が見えたり、口元を隠すような仕草をされたりすると、その後のコミュニケーションにも大きく影響するかもしれません。
大切なのは、自然な笑顔です。輝く白い歯は、相手に好印象を与えるだけでなく、自信にもつながるでしょう。
ホワイトニングとは
ホワイトニングとは、天然歯を白く明るくする方法です。 薬剤を使用し、エナメル質の色素を分解することで歯自体の色調を改善します。
歯の表面を削ったり被せたりすることがないため、歯に負担の少ない安全な治療です。最近では美容に関心の高い人を中心に気軽に施術される方が増えています。
ちなみに歯科医院で行われるクリーニングは、ホワイトニングと異なります。これは、歯の表面に付着した歯垢や歯石、着色を磨いて除去し、歯を清潔な状態に戻すことが目的です。着色が落ちることで歯が若干白くなることもありますが、歯自体ががらっと白くなるわけではありません。
内部から広がる黄ばみや黒ずみが気になる場合は、ホワイトニングの併用をおすすめします。
ホワイトニングの仕組み
ホワイトニングにより歯が白くなる仕組みには2つあります。 1つ目は、ホワイトニング剤により、歯の色素を分解することで明度が上がり白くなります。
歯の表面のエナメル質は半透明で、無機質のハイドロキシアパタイトで構成されていますが、わずかに有機質が含まれています。この有機質が着色することで、歯に変色が起こると言われています。 薬剤によりエナメル質内部の有機質を分解し、漂白することで色調が改善されます。
2つ目は、歯の表面構造の変化と乱反射により、マスキング効果が得られることで白く見えるようになります。
エナメル質は光が通過しやすく、象牙質の色が透けるため歯は白く見えません。しかし、ホワイトニング剤の作用により、エナメル質表面が球状に変化することで乱反射が起こり、象牙質の色が透けて見えないと考えられます。
ホームホワイトニングとは
ホームホワイトニングは、自宅で行うホワイトニング法です。 歯科医院にて歯型を採り、個人に合わせたマウスピースを作製します。専用のホワイトニングジェルを入れたマウスピースを装着し、ゆっくりと時間をかけて白くします。
効果を実感するには時間が必要だと言うデメリットはありますが、その分色戻りが少なくいため、白さを持続させたい人にはおすすめです。